金銭感覚

給料のほとんどを趣味に使う夫(家事育児もしない)と離婚を考えた話

給料のほとんどを趣味に使う夫と離婚を考えた話

出産するまでは夫婦共働きだったので、家計にもゆとりがあり、夫が趣味の釣り道具に給料のほとんどを使っていても問題ありませんでした。

それに夫が休日に釣りでいなくても、私も友達と出掛けたり、好きに過ごしていたので気にならなかったのです。

しかし 出産を機に私が仕事を辞めて、夫の収入だけで生活するようになってからは、お金のことで夫婦喧嘩することが増えるようになりました。

夫は趣味の釣りに熱中していて、家事育児に協力してくれません。

一時は私も離婚を考えましたが、とあることで夫が育児に協力的になってくれて、お金のことも改めてくれるようになりました。

趣味に給料のほとんどを使ってしまい、家事も育児も協力してくれない夫」が劇的に変わった話を書こうと思います。

何かの参考にしていただけたら幸いです。

慣れない育児でイライラする私と協力しない夫

里帰り出産

初めての出産で不安だった私は、里帰り出産することにしました。

子供が1カ月健診を受けるまでは実家で親がサポートしてくれたため、初めての育児もやっていけたのですが

夫と子供との3人の生活が始まってからは、寝不足だったり、慣れない育児に戸惑ったりで、私は常にイライラしていました。

夫にも「家に帰ってきたらすぐに手を洗って!」とか「たばこの臭いをさせて子供を抱っこしないで!」と神経質になってました。

今振り返ってみれば夫が育児に参加しなかったのは、少しは私にも原因があったのではと思います。

夫は子供が生まれる前から家事は一切してくれませんでしたが、私にうるさく言われるので余計にやる気がなくなったのかもしれません。

もともと夫は朝早く仕事に行き、夜遅くに帰ってくるような生活だったうえに、休日はそれまで以上に釣り出掛けるようになっていました。

そのため私はほとんどの時間を子供と二人っきりで過ごしていました。

1日誰とも会話せずに、孤独でどんどん心の余裕がなくなっていったのです。

給料のほとんどを趣味に使う夫と離婚を考える私

趣味の釣りに夢中な夫

出産を機に私が仕事を辞めたため、家計の頼りは夫の収入だけでした。

当時、私が家計を管理していて夫はお小遣い制だったのですが、クレジットカードで釣り道具を買っていました。

少しくらいなら私も何とも思わなかったのですが、カード引き落としの日になると給料をほとんどなくなるくらい使っていたのです。

仕方がないので次の給料が入るまでの生活費は、私の貯金でまかなっていました。

しかし私の貯金も無限にあるわけではありません。クレジットカードの使用を控えて欲しいと言ってよく喧嘩になりました。

クレジットカードを持たせなければ良いのかもしれませんが、そこは夫も頑なに譲ってはくれませんでした。

私は次第に「どうせ自分のお金で生活するなら、離婚したほうがイライラしないですむ」と思うようになっていったのです。

そのとき子供はまだ1歳にもなっていませんでしたが、保育園を探したり母子手当など色々と調べてました。

すぐに離婚をしなかったのは、私には家を飛び出しても住む場所がなかったからです。

無職のシングルマザーでは家を借りることは難しく、かといって実家には妹夫婦が住んでいたのでそこに一緒に住める状況でもありませんでした。

夫が劇的に変わったきっかけ

子供とお風呂に入る夫

夫と私は職場恋愛で結婚しました。

夫の上司が私の元上司だったのですが、夫が全く育児に参加しないことを相談したら、その上司が「子供の風呂くらい入れた方が良い」と夫に言ってくれたのです。

というのも、夫はそれまで一度も子供をお風呂に入れたことがありませんでした。

子供は小さくても自分にしてくれたことは覚えているから、大きくなったときに親に対する気持ちが違う」と言ってくれたのが夫に響いたようです。

あるとき上司が「今日は(夫に)子供をお風呂に入れるように約束させたから」と私に連絡をくれました。

その約束の通り、その日初めて夫は子供と一緒にお風呂に入ったのですが、子供はすでに一人でタッチもできたので、思いのほか大変ではなく楽しかったようです。

その頃から少しずつ釣りの時間が減り、子供と接する時間が増えるようになって、夫も育児が大変だということを実感してくれました。

子供と遊ぶと反応が返ってくるので、子供が可愛いと思ったのかもしれません。

休日釣りに行ったら次の休日は子供と出掛けて、私が一人の時間を過ごせるように気遣ってくれるようにもなりました。

あとから周囲の人に「男は子供が1歳すぎてようやく父親としての自覚が持てる」と言ってました。

そんなわけで離婚したいと毎日思っていた私でしたが、夫が変わってくれたことで離婚したい気持ちが消えていったのです。

お金は夫に管理してもうようにした

お金に関しては相変わらずルーズだったので、夫にお金を管理してもらってどれだけ自分が浪費しているかを知ってもらうようにしたのです。

給料日に私に生活費を渡してもらい、あとは夫が自由に使って良いということにしました。

そうすることでようやく「釣り道具を買うのを控えよう」と思ってくれるようになって、私は金銭的も精神的にも余裕ができました。

おわりに:男性は子供と接しないと父性が芽生えない

家族仲良く暮らしています

イクメンの知り合いと比べると、夫は育児や家事に積極的に参加はしていません。

しかし、夫なりに頑張ってくれているので、私も夫に対して離婚したいという気持ちはなくなりました。

現在は子供がもう一人増えて、家族4人で仲良く暮らしています。子供たちも一緒に遊んでくれる夫のことが大好きなようです。

「離婚したい」という気持ちでいっぱいだったときは、夫に対しては諦めきっていたので何も求めていませんでした。

女性と違って出産しない男性は、子供と接しないと父性が芽生えないのだと思います。

なので、夫に父親としての自覚を持ってもらうために、子供と接する時間を作ることが必要なのです。

もっと早くそのことに気づき、少しでも夫が子供と過ごすように私が促すべきだったのかなと反省しています。

この記事を書いた人

ちゅらまま
3歳と1歳の2児の母。夫が転勤族のため中々働きに出られずに専業主婦をしています。知り合いもいない土地での育児は大変ですが、同じような境遇の友達もできて今は楽しく暮らしています。

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【夫婦円満サロン】ライター 兼 編集長:3つ年下の夫と二人暮らし+猫。バツ1同士、結婚5年目。次こそは離婚という道を選ばずに、ずっと夫婦円満でいたいと願う40代。

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