いつも仲良し夫婦でいたいのに、夫にイライラしてしまう。。わたしの場合、主にこの3つのことで夫にイライラしてました。
- 物を出したら出しっぱなし
- 夕飯を用意をしているのに今日はいらないと突然言われる
- スマホを見ながら食事する
夫は爪切りでも綿棒でも使ったらテーブルに出しっぱなし、靴下も脱いだら脱ぎっぱなし…
そのたびに「ちゃんと元の場所に戻してよ!」「洗濯物カゴに入れてよ!」と言わなければなりません。
けれど もっとイライラしたのは、夕飯を作って待っているのに「今日、飲み会になったからご飯いらない」とLINE連絡が入ること。
「こっちは帰ってきてから一度も座らないで夕飯の支度をしてるのに、いらないなら前もって言ってよ!」と腹が立ちました。
あとはスマホを見ながら食事するのも嫌でした。作った人に失礼ですよね。
そんなわけで 毎日なにかと夫にイライラしてたわたしですが、今は平和な心で過ごせています。
それは夫が変わってくれたからではありません。相変わらず物は出しっぱなしだし、夕飯は突然いらないと言われることもあります。
だけど 以前の何倍も穏やかでいられるようになったのは、わたしが自分をコントロールできるようになったからなのです。
ということで 今回はわたしが心の平和を取り戻した方法を紹介します。
「夫婦仲良しでいたいのに夫にイライラししまう」という方はぜひ参考になさってくださいね。
目 次
人は自分がコントロールできないことにイライラする
人がイライラするときは、大きく分けてこの2つだと言われています。
- 他者が自分の思い通りにならないとき
- 予定が突然変わったとき
わたしの場合もまさにこの2つに当てはまりました。
「使ったら元の場所に片づけてほしい」「食事中はスマホを見ないでほしい」のに、わたしの思い通りに行動してくれない夫にイライラ。
「夕飯を作ったのに今日はいらない」と予定が突然変わることにイライラ。
そんなときは、まず3回深呼吸してから「これは自分でコントロールできること?」と考えるようにしました。
すると、自分でコントロールできないことにイライラしても仕方がないと思えてきたんです。
イライラするのは夫に期待しているから
そもそもイライラしてしまうのは、夫に期待しているからなんですよね。
夫と言えども元々は赤の他人。「自分ならこうするのに」という考えは通用しません。
「〇〇してくれるはず」と、期待したり結果を求めたりすると、そうでなかったときにイライラしてしまいます。
心の平和を保つためには、最初から夫に「期待しない・結果を求めない」ことが大事なんだと知りました。
そういうスタンスでいると「何かをしてくれたら、ありがとう」と感謝できるし、「何かをしてくれなくても、まぁ仕方ないか」とイライラすることがぐっと減ります。
自分でコントロールできることだけを考える
自分でコントロールできないことであれば、そのイライラは手放して自分でコントロールできることだけを考えます。
そして、自分がより快適になれる選択をすることがポイントです。
たとえば 夕飯の用意をして待っているのに「今日は夕飯いらない」と言われてイライラしてしまうのなら…
- 20時までは待つけど20時過ぎたら先に食べる
- その日に夫が食べなかった分は次の日の夫の夕飯にする
このように決めておくとイライラしません。
そもそもお腹が空いている状態で待つことが無理ゲーでした。
それに「ひとりでご飯食べるの可哀想かな」と思って勝手に待っていたけど、夫はそんなこと全く気にしていませんでした。
むしろイライラして待たれるよりいいとみたいです(そりゃそーだ)。
人を変えることはできないけれど、自分は今すぐ変わることができます。しかも人を変えるより簡単です。
そして自分の心が穏やかでいられるような選択をすることもできるのです。
夫がすんなり応じてくれる上手な頼み方
夫に期待しないということは「なんでもかんでも自分がやらなくてはいけないの?」と心配になるかもしれませんが大丈夫!
期待しないからと言って我慢する必要も諦める必要もありません。今後のために自分の要望を夫に伝えることもめちゃくちゃ重要です。
ただし夫が応じてくれやすいように、伝え方にポイントがあります。
わたしが夫にしている頼み方はこんな感じ↓
- 夕飯の支度は18時半ころには始めるから、できれば要らないならそれまでに連絡ちょうだいね。
- 爪切りをテーブルの上に置きっぱなしだと、猫が落として床が傷つくから使ったら引き出しに戻しておいてね。
- 今日は早く出掛けなきゃだから、ゴミ捨てお願いね。
- 雨が降りそうだから、あとで洗濯物を取り込んでおいてね。
というように、ただ「〇〇して」と言うのではなく、その理由も付け加えるとすんなり応じてくれます。
で、応じてくれたら「〇〇してくれてありがとう!助かったよ」と感謝の気持ちを具体的に伝えることも忘れずに。
大切なのは「やってくれることが当然と思わないこと」です。
夫のイライラする行動をやめてもらいたいとき
「食事中にスマホを見る」という夫の行動が本当に嫌だったわたしは(特に自分が作った料理のとき)
「一生懸命作ったんだから、味わって食べてほしい。あなたがスマホを見ながら食べると、わたしは悲しい」と伝えました。
そしたら 夫は理解してくれたようで、それからスマホを見ながら食事をすることはなくなりました。
ポイントは「食事中にスマホ見ないで!」と頭ごなしに注意するのではなく、
「あなたがスマホを見ながら食べていると、わたしは悲しい」と主語を「わたし」にして、自分の気持ちを伝えること。
そうすると、夫が「妻を悲しませてしまうならやめよう」と思ってやめてくれます。
そもそも「食事中にスマホを見ること」が、作った人に対して失礼になるということを夫は知らなかったのでした。
なので夫のイライラする行動をやめてもらいたいときは、「〇〇しないで!そういうの普通しないでしょ!」と責めるような言い方をするのではなく、
「あなたが〇〇すると、わたしは悲しい」と主語を「わたし」にして自分の気持ちを伝えるほうが効果的なのです。
さらに「一生懸命作ったから、味わって食べてほしい」みたいな理由を付け加えると、より理解してもらえます。
夫だけでなく他の人にも使えるイライラの対処法
ちなみに 夫に対してだけでなく、
- 急いでいるのに電車が止まってしまった
- 友人がいつも約束の時間に遅刻してくる
など、夫以外の人や状況にもイライラすることがあるかと思います。
そういうときも「これは自分でコントロールできること?」と自問して、コントロールできないことなら、さっさとそのイライラは手放してしまいましょう。
急いでいるのに電車が止まってイライラ → 早く向かうことは諦めてカフェでお茶でもしながら電車が動くのを待つ
とか
いつも遅刻してくる友人にイライラ → 待ち合わせ場所を本屋かカフェにする
など 自分がより快適でいられる選択をすることが 心の平和を保つコツです。
おわりに:夫婦円満でいるために
夫にイライラしてしまうとき、心を平和に保つポイントをまとめると…
自分でコントロールできないこと(夫が自分の思い通りに動かない&突然予定が変わる)は手放して、自分がコントロールできることだけを考える
基本的に夫に期待しない(けれど諦めるのではない)
夫に頼み事をするときは、「〇〇して!」とだけ言うのではなく、理由も付け加えて頼む
夫のイライラする行動をやめてもらいたいときは、「あなたが〇〇することで、わたしは悲しい」と、主語を「わたし」にして自分の気持ちを伝える
夫にイライラが止まらないとき、ぜひこの方法をお試しください。参考にしていただけたら幸いです。